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2006年05月18日

野村監督の抗議

2,3日前に、帰宅してテレビを見たら、たまたまプロ野球中継があり、もう9回裏でもうすぐ終わりなので、最後だけ見ておこうと思いそのままテレビ観戦しました。そこで、まず目についたのが、キャッチャーが投球を捕球する時に動かすミットの”動き”の大きさでした。ピッチャーのために、少しでも見た目をストライクにみせてやろうとする思い。気持ちは、よくわかります。しかし、知っておいて欲しいのは、審判にとってどれほど判定しにくいかということです。正確に判定して欲しいと考えるのなら、間違えなく、きちっと止めて捕球してくれたほうが、正しく判定できるのです。

そして、最後のバッターの時に、球審がストライクと宣告した際に、野村監督が、つかつかと球審のほうへ歩み寄り何やら抗議を始めました。監督のジェスチャーを見ていると、明らかにストライクの判定に対して文句を言っているようでした。ここで、みなさんに知っておいて欲しい”ルール”があります。それは、9.02という項目で、「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるために(中略)監督または、コーチがベンチまたは、コーチスボックスを離れることは許されない。もし、宣告に異議を唱えるために本塁に向ってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる。」と日本のルールブックにもあります。アメリカでは、このルールを遵守し(このルールだけでなく)、先ず、『監督、ストライク・ボールに対して出て来ることができません!』と警告を発し(手で制します。)、それでも続けて出てくるようならば、『退場!』を宣告します。これは、1試合で数百球の判定があり、それをいちいち抗議に出てくることが出来たら、野球が進行しないという理由からなのです。ファンに無駄な時間を過ごさせないという発想から出来たルールのようです。

日本では、このルールを適用することに、チームサイドから猛反発があったと聞いています。チームが主導でルールを解釈するのではなく、リーグや審判が主導でルールを遵守する時代が来れば、日本の野球界も本当の意味で改革されるでしょう。
posted by 平林岳 at 09:47 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
MLBの試合でボンズ選手への必要な内角攻めで球審のジョーウエスト氏が一度投手と監督に警告を発してそして次の投球でデットボールになったので二人を退場にしていました。ハイライトだったんですが、見ていてすごくかっこよく感じましたし、威厳をかんじました。
Posted by 新米審判 at 2006年05月18日 10:03
■新米審判
そのとおりです。あれが、審判のゲームコントロールなのです。明日の日記に詳しく書きます。
Posted by オールドルーキー at 2006年05月18日 11:08
小学校時代にお世話になった野球チームから、「審判が足りないから」とお呼びがかかったので、この間の日曜日がたまたま空いていたことから、顔を出し、久しぶりに審判を務めてきました。

一塁を担当しました。試合中盤、ハーフスイングをとらなかった球審に捕手が、塁審の判断を仰いでほしいとのことで、僕の判断を仰いで来たのです。
僕は、スイングしたとみてハーフスイングをとったのですが、一塁ベースコーチは不満そうな顔で、《振りました?》の一言。

怒りよりも哀しみがこみあげてきました。小学生がプロ選手の影響を受けているんだと改めて実感しました。
Posted by Mano at 2006年05月18日 18:27
 平林さんこんにちは。この試合をラジオ(ニッポン放送)で聞いていました。
 野村監督は何を抗議しているのか、私は最初わかりませんでした。(もしかして、二段モーション?じゃないかと?思いましたが)
 日本は、メジャーリーグと違い元プロ野球選手出身の審判員が多くいらっしゃいます。
 特に、このケースの場合野村監督と津川審判員は、元ヤクルトの監督と選手という間柄で野村監督側に、甘い考えがあったのでは?と思います。
 審判の方には、そういう意識はないのに、プレーヤー側或いは、首脳陣(監督、コーチ)に、変な意識があるのではないかと思っています。(審判の方を下にみるとか)
 そういった意識があるとすれば問題だと思うし、そういうことをなくす努力を連盟がやっていかないと、いけないと思います。

 追伸:平林さん。日曜日のNACK5ラジオ聞いていました。長い試合ご苦労様でした。
 
Posted by あわてんぼー at 2006年05月19日 14:48
■あわてんぼー
長時間のラジオを聞いていただきありがとうございました。(でも途中で中継は、終わってしまったんですよね。)野球界には、良くも悪くも上下関係が、審判、選手など関係なく存在します。その上下関係とは別の審判と監督、選手という関係をつくる必要があります。
Posted by オールドルーキー at 2006年05月20日 11:10
Manoさん、はじめまして。私も少年野球(学童)にお世話になっている者です。
Manoさんはその一塁ベースコーチの子に注意してあげましたでしょうか?(もちろん、試合後ですが。)
小学生は良いところも悪いところも真似します。それが悪いことだと気がついていないのであれば、その場で注意してあげて下さい。
(そのようにされておられたら、ご無礼お許しください)
Posted by baseballmiddle at 2006年05月20日 12:35
>日本では、このルールを適用することに、チームサイドから猛反発があったと聞いています。

私にはこれが理解できない。競技者がルール適用に口出すことが許される機構自体がおかしいですね。
これを許すリーグ会長やコミッショナーとは一体何なのでしょうか?

チームオーナーはプロスポーツを国際的に共通な「スポーツ」というものでなく、単なる「興行」だと思っているのでしょうね。

Posted by baseballmiddle at 2006年05月20日 12:41
>baseballmiddle様

はじめまして。
試合後、監督さんを通じて注意いたしました。
未来のプロ野球を支えるかもしれない子どもたちですから、マナー・ルールを守るように説くし、努力させるとご回答いただきました。
Posted by Mano at 2006年05月20日 12:48
Mano様
流石です。どうもありがとうございます。
仰るとおり、これから未来のある子供たちですから、ちゃんと教えてあげるのが、我々のすべきことです。
差し出がましい事を申し上げ、ご気分を害されたかもしれませんが、心配性のオヤジの戯言とご寛容いただければ幸いです。

Posted by baseballmiddle at 2006年05月21日 00:47
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