blog_top.jpg

2007年09月09日

イチロー選手の審判との駆け引き

9月3日(月)の試合にて、今シーズン最終戦を無事に終えることが出来ました。いろいろなことがあったシーズンですが、心の底から、”よかった”と思えるシーズンでした。今後、このブログでも振り返っていき、来シーズンに生かせるようにしていきたいと思います。シーズン中にたくさんの叱咤激励コメントをいただきました。本当に助かりました。ありがとうございました。

さて、先日のMLBの試合で、イチロー選手に対しての判定で、彼が審判に対して挑発的なコメントをしていました。確かに、判定は微妙で、イチロー選手に対して不利な判定が続きました。本人の気持ちは、痛いほどよくわかります。彼のコメントが、アメリカメディアに出たのかどうかはわかりませんが、審判サイドに伝わっていたとしたら、間違いなく報復されます。勿論、だれもわざとやったなんていいませんが、わからないように、いくらでも際どい判定を不利に判定することはできます。それだけ、審判が機構や組織、ルールに守られているのです。自分の気持ちがそれで済むのであれば、それも一つの方法かもしれませんが、”百害あって一利無し”なのです。

2塁での盗塁プレーですが、あの手の判定は、本当に審判泣かせの判定であるということを知って欲しいと思います。送球やタッグ行為は、間違いなくイチロー選手がスライディングして、ベースに着く前に行われているのです。ただ、実際はタッグをミスしたものと見受けられます。このようなプレーの判定は、どちらに判定しても抗議を受けます。特に修行の場であるマイナーリーグでは、セーフにしたほうが抗議を受ける可能性が高いというのが僕の経験上で言えることです。ただし、MLBでは、やはりこれだけいろいろ角度から映像で見られている現在は、出来る限り正確な判定を求められています。ですから、あの場面でも、ジェリー・デービス審判は、正確に判定しようとしていたはずです。ただ、あの時の判定したポジションが悪く、あのときにタッグしていたかどうかを判断するのに一番悪い角度にいたようで、タッグがイチロー選手に触れたかどうかが、定かでなかったと推測できます。

マイナーリーグでは、このようなケースでは、しばしば”アウト”に宣告したほうが、皆が納得するということがよくあります。僕自身も、それで今シーズンかなり悩みました。ただ、結論として、”見たままで判定しよう!”ということでやっていました。

ですから、あの場面でも、イチロー選手にしてみれば、明らかにタッグされていなくて、簡単なセーフに感じたのだと思いますが、判定を任されている審判にとってあのような”死角”に入ってしまうことが1年に1度ぐらいあるものです。もちろん死角に入らないように努力はしています。もう2度とジェリー・デービス審判が、イチロー選手に対してこのような死角に入って宣告することは無いと信じています。そのぐらい素晴らしい審判なのです。駆け引きとして、あの場面では、我慢が必要だったかもしれません。(気持ちはよくわかりますが・・。)

僕は、本当のところはわかりませんが、その抗議態度が、その後の1塁での判定に繋がったのだと想像できます。

これからのヒット1本が、彼にとってとても大きな1本になることと思います。それなので、審判を挑発するような発言は、我慢して欲しいところです。
posted by 平林岳 at 07:13 | Comment(23) | TrackBack(1) | 日記

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。