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2007年05月31日

”お風呂”が恋しい今日この頃

ここアメリカのミッドウエスト地方は、日が暮れるのがとても遅いです。6時開始のナイトゲームで、終了が8時半ごろだったのですが、まだ太陽が沈んでいませんでした。シャワーを浴びて球場を出るときも、まだ夜というのに程遠いほどの明るさでした。

ウォルマートという全米で最大級の大手スーパーマーケットに寄って、今晩のおかずを買って帰りました。ジェーソンが、”ハンバーガー・ヘルパー”というアメリカでは、ポピュラーな手軽に作れるディナー料理を作ってくれました。これと、ガーリック・ブレッド、シザーサラダ、クラム・チャウダーなども添えて、とても豪華で、お腹一杯です。たまには、家庭料理の雰囲気を味わうことはとてもいいもんですね!今度は、僕が何か日本的な夕飯をご馳走したいと思っています。
(すきやきとかやってみたいですね。でも、薄切りの肉が手に入るかが問題です。)

最近、少し疲れが溜まっているようなので、早く寝たいと思います。もうすぐ、シーズンのちょうど半分のオールスターゲームがあります。何だかんだ言いながら、もう3分の1ぐらい消化したのです。疲れが溜まるわけですね。少し、”老体”をいたわるようにしたいと思います。バスタブにお湯を張って、”お風呂”気分を味わってから寝たいと思います。日本で、毎日のようにお風呂に入っている皆さんが羨ましいです。
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2007年05月30日

こんなプレー

今日は、移動日でイリノイ州のジェニーバからインディアナ州のフォート・ウェインまで3時間半ぐらいのドライブで移動してきました。今年初めてこの地を訪れたのですが、このチームが用意してくれるホテルは、リーグで一番良いホテルなので、ジェーソンとシーズンが始まってからず〜と待ち望んでいました。キッチンがあり、大きな冷蔵庫もあります。早速、アジアンマーケットで購入した、そばのカップ麺を昼食として食べました。普段は、コーヒーメーカーで作ったお湯でカップ麺類を食べていたので、しっりとコンロで沸騰したお湯を沸かして食べる日本のカップ麺の味は格別でした。そんなことを楽しんでいたら、ここは、イリノイ州より時間が1時間進んでいることを忘れていて、慌てて準備して球場へ出かけたのでした。

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■Marriott系のResidence Innというホテルです。キッチンには、食器もフル装備されています。リビングのソファーも大きく、なぜか"暖炉”まであります。
 
今日の試合では、こんなプレーがありました。走者1塁で1アウトです。打者がレフとフェンス際に大きなフライを打ち上げました。左翼手がジャンプしてこの打球を捕りにいきました。この打球が、珍しいことに、フェンスに先に当たってから野手がうまく捕ったのでした。ちょっと見は、ダイレクトに捕ったようにも見えるようなプレーでした。ジェーソンは、躊躇なく、”ノーキャッチ!ノーキャッチ!”力強く宣告しました。1塁走者は、捕ったように見えたようで、慌てて1塁へ戻ろうとしたのですが、ジェーソンの判定を見てから、もう一度2塁へ向かいました。野手は、2塁へ送球し、1塁走者が2塁へ到達するよりも送球のほうが早かったので、フォースアウトの宣告をしました。その後、1塁へ転送して、塁上にいた打者走者にタッグをしてましたが、これは、アウトすることはできません。(なぜ、そのような行動をしたかはわかりません。)

その後、守備側の監督が、ジェーソンのところへ出て行って、”打者走者が1塁の走者をお追い越したから、打者走者がアウトじゃないか!”と抗議していました。ジェーソンも自分も打球を見ていたので打者走者の様子は、全くわかりません。2人制でやっている上でのある意味”盲点”だと思います。ただ、監督は理解がある人で、それでもすぐに引き下がってくれました。

イニングの合間に、ジェーソンと話をしたのですが、もし打者走者が追い越しをしていたら、その時点で、打者走者がアウトになり、1塁走者は、フォースの状態でなくなるので、アウトにするためには、タッグが必要です。ですから、このケースでは、後から追い越しを認めて打者走者にアウトを宣告したら、1塁走者をアウトにすることができなくなり、どこかの塁へ置くようにするようになります。結局、ダブルプレーにはならないケースなのです。

別のイニングの合間に、守備側だった監督にそのことを説明しにいったら、”そうだよな〜。俺もよくわからなかったけど、ダブルプレーになったらラッキーだと思って、とりあえず聞きに行ったんだよ。”
と言っていました。

しかし、アメリカで審判をしていると、本当にいろいろなことが起こります。なぜなんでしょうね。メジャーを目指す我々マイナーリーグ審判達は、このような経験をたくさん積んで、その経験を蓄積しながら、一つずつ上へ上がっていくのです。
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2007年05月28日

イニング合間のショー

昨日の試合が雨で中止になったので、今日はダブルヘッダーでした。ほとんどのマイナーリーグでは、前日の試合が中止になった場合のダブルヘッダーは、7回戦2試合を行います。前日の試合が、途中で中止になった場合は、その時点からの続きと、2試合目は7回という具合で試合を消化しやすくしています。今日は4時開始で7回戦2試合でした。
僕とジェーソンは、2人とも2イニング得をしたと喜んでいました。

1試合目が2時間ぐらいで終わったので、2試合目は、40分間を取って18:40開始になりました。今回は、僕が2試合目に球審でした。2試合目の球審は、結構しんどいのですが、1試合目に球審をやる場合は、明日も球審というように2日間連続でやらねばならないので、2試合目のほうが楽だといえるかもしれません。1試合目と2試合目の合間は、とても忙しく、シャワーを浴び、チーズバーガーをほおばりながら、球審の用意をするので、休む間なくグランドへ出ます。この2試合目には、”Birdzerk”というマスコットのぬいぐるみを着た人とコメディアンのような人が組んで、イニングの合間にいろいろなショーをやるので、その打ち合わせにこの試合の合間に審判室を訪ねてきました。協力料として$20を置いていきました。ありがたいことです。

アメリカには、このようなショーを職業としていて、全米の球場を回っている人がたくさんいます。今日のショーも、とてもお客さんが楽しんでいました。さすがは、プロだと思わせる楽しいショーでした。その中のひとつは、審判のカッコをしたコメディアンが、突然あるイニングの合間に塁審のジェーソンと入れ替わってグランドで待機しています。そこへ、チキンのマスコットを着た人が出てきて、にせ審判の周りでちょっかいを出したり、踊ったりしています。そして、一緒に踊るように必死に誘うのです。すると突然その審判が踊りだし、チキンと一緒に見事なダンスを披露したのです。観ているお客さんは、審判が上手に踊った様子をびっくりしながら大喜びで手をたたいていました。審判のカッコしているので最初は誰もジェーソンの代わりのダミーだとは誰も気がつかないでしょう。

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■こんな感じで踊っていました。Birdzerk Webサイトより。

こんなショーを観ることが出来るマイナーリーグというエンターテーメントの場があるということと、審判や選手達もこのようなショーに協力するということを知っておいて下さい。
posted by 平林岳 at 14:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月27日

休日(雨天中止で)

今日の試合が雨で中止になり、9日ぶりの嬉しい休みになりました。勿論、明日午後4時からダブルヘッダーで今日の分は、消化しなければならないのですが、1日全く仕事をしない日ができたことは、僕達マイナーリーグ審判にとっては、とても大きな休日なのです。

午前中には、YMCAのジムに行って汗を流しました。そのジムの目の前にPost Office(郵便局)があったので、昨日銀行で現金をおろしてきた分を持参して、お金をInternational Postal Money Orderという郵便局発行の小切手に換えました。この小切手を日本の家族の元へ送るのです。僕は給料をアメリカで貰っています。そのお金を家族に送らなければ家族が生活できません。そのために、いろいろと送金方法を調べたのですが、手数料や手間を考えると、この郵便局の小切手に換えて郵送する方法が一番いいようです。銀行の送金や、こちらでもらった小切手を日本で換金すると手数料が結構かかり、お金に換えるまでの時間が掛かるのです。(3週間から1ヶ月ぐらい。)この郵便局の小切手だと日本の郵便局に持参するとその場で円に換金してもらえ、しかも手数料が安いのです。(アメリカで小切手を作るのに、約4ドルかかりますが、日本では、手数料は要りません。)もし、日本にお金を送る必要のあるかたにはお薦めです。他に良い方法があるかたは、教えてくださいね。

その後、ホテルに戻り、球場に行く準備をして、シカゴ・プレミアム・アウトレットというショッピング・モールに行きました。嫁さんの誕生日が来月なので、何か(小さな)プレゼントを探しに行きました。アウトレット・モールには、ブランド各社が直接お店を出店していて、B級品や少し古いモデルなどを格安で売るお店が集まっています。デパートなどで買うより、25%〜80%ぐらい安いようです。しかも、かなり有名なブランドが集まっているようで、土曜日であった今日は、人がたくさん訪れていました。お陰で、フード・コートでは、食事ができずに、昼食を食べ損ないました。このようなモールに来ると、本当にいろいろなものが欲しくなります。この日は、嫁さんのプレゼントだけにしようと心に決めてきたのですが、結局、自分が着るTOMMY HILFIGERのポロシャツを買ってしまいました。

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■シカゴ・プレミアム・アウトレット

モールにいる間にジェーソンから電話があり、今日の試合が中止になったことを知りました。(大体3時30分ごろでした。)そこで、映画を観に行くことにしました。今回は、Pirate of Caribbean(カリブの海賊)を観ました。1700年代の話で、英語のアクセントがとても僕には難しくて、あまりストーリーがわからなかったのが本音です。ちょっと英語力の弱さを思い知らされてショックでした。

夕食は、ジェーソンのリクエストで寿司を食べに行きました。ホテルの部屋に置いてあったローカル誌で見つけた”Moshi Moshi"という日本食レストランに行きました。寿司カウンターとテーブルが4〜5席の小さなお店でしたが、ジェーソンが寿司を食べることを経験するには十分なお店でした。でも、この日本食レストランにも日本人がいなくて、韓国人が経営していました。いつも思うのですが、アメリカ人は、このような日本以外のアジアの人たちを日本人だと信じて、寿司を食べているんだろうなあと・・・。

急に休日になった割りには、とても充実した1日を送ることができました。明日のダブルヘッダー、がんばります。
posted by 平林岳 at 15:35 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月26日

難しいプレーの判断

イリノイ州ジェニーバに移動してきました。早速、アジアン・マーケットにいって、カップ麺類(うどん、そば、ラーメン)、緑茶、栄養ドリンク(見た目は、リポビタンDのような韓国製で、タウリンが2,000mg入っている物)などを買い込んできました。しばらくは、食事や夜食の時間が楽しみになりそうです。

さて、今日の試合でこんなプレーがありました。走者1塁で1アウト、打者の打球が高いバウンドで2塁手方向へ飛びました。2塁手は、打球を処理する為に前進してきました。走者は、2塁へ向かって走っています。野手を避けるために少し本塁よりを走っていました。野手は、打球をはじき、その直後に走者と少し接触があったようです。塁審であったジェーソンは、様子を見て、”成り行き”(インプレー)にしました。走者は、2塁へ、打者走者は1塁へ進みました。

このプレーを判定する為には、いろいろなルールの知識を知っていないと判定できません。まずは、走者と野手が接触があった時の野手の状態がどにょうであったかを判断できていないといけません。野手が打球を処理していたのか、処理した後なのか、走者にタッグに行こうといたのか、などいずれかを審判が見た目で瞬時に判断できないと判定することができません。”野手が打球を処理する”という行為がどのような行為なのかを知っておく必要が勿論あります。

今日のプレーに関して、僕の見た目での判断は、ジェーソンと同じように成り行きで走者1,2塁とすると思います。2塁手は、捕ってからすぐに走者にタッグをしにいこうとしたのをあせってはじいたように見えました。その直後に接触があったので、インプレーで成り行きにするでしょう。ただし、野手もまだ守備する機会を失ったわけではないので、走塁妨害にもなりません。又、もし野手が単純に打球を目の前にはじいて、それを処理する際に接触があった場合は、守備妨害になります。今日の場合は、目の前ではなく、3〜4メートルマウンドの方向にはじいたため、守備妨害にするのは難しいという判断ができます。このような”見た目”で判断するのが我々の仕事です。野手が本当は何を意図してプレーしたかまでは、勿論知る余地もありません。

このようなプレーの判断に正解はないと思います。審判としての仕事は、見たことを、どのように審判自身がどのように判断したかをルール知識に基づいて、しっかりと説明できるかどうかということなのです。今日のケースでも、監督は抗議に行きましたが、監督自身が何が起きたのか整理できていない状態だったので強い抗議はできませんでした。

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■今日のプレーの後にも写真のようにミニ・ミーティングをしてお互いの見た目を確認し合いました。

難しいプレーでしたが、このような経験をするたびに審判は成長していくのです。僕は、当事者でなかったので、今日起きたことを、自分が当事者で経験したかのように脳に記憶させておきたいと思います。
posted by 平林岳 at 15:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月24日

クルー2つ目の退場

会長の御前試合での3試合目の今日は、こんなプレーがありました。その際の抗議によって、ジェーソンが、ビジティング・チームの監督を退場させました。

1死満塁1アウトで打者がサード・ゴロを打ちました。3塁手は、2,3歩3塁ベースのほうへステップして、3塁ベースを踏んで(球審である僕のほうからは、踏んでないように見えました。)、本塁へ送球してきました。送球が悪くバウンドしたのですが、捕手が体で止めて、ボールを目の前に落としました。それを、捕手が間一髪のタイミングでボールをつかんで救い上げたので、僕は、”アウト!”と自信を持って宣告しました。すると、攻撃側の監督が、すっとんで来て、”今には、タッグプレーだから、セーフじゃないか!”と抗議しました。僕は、自分の目では3塁手がベースを踏まなかったように見えたので、フォース・プレーでアウトを宣告したのですが、3塁でのプレーはジェーソンが宣告するものです。ジェーソンの宣告を確認しなかったのは、僕のミスです。それなので、すぐにジェーソンに確認に行くと、彼は、”3塁手は、ベースを踏んだと見たので、アウトを宣告した。”というこがわかりました。そこで、本塁でのプレーでアウトを宣告したのですが、恥ずかしながら、セーフに訂正したのでした。

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■今日のプレーでは、塁審はこのような位置から判定しなければならないのです。

今度は、守備側の監督が黙っていません。ジェーソンのところへすっとんで行き、”全然、ベースに届いてなかったじゃないか!もう一度、パートナーに確認してくれ!”というようなことを何度も何度も叫んでいました。最近のチームの状態があまりよくなく、明らかに、チームに渇を入れるために、退場になるため出てきたことがみえみえでした。案の定、ジェーソンに暴言を吐き、退場になりました。

今回のプレーでは、2人制審判の難しさが、このプレーでの判定の中に入っていました。ジェーソンは、当然内野のマウンドのショートよりから判定しています、3塁手がベースに触れたかどうかを判定するには、とても悪い角度です。しかも、通常次のプレーが1塁である確立が高いので、あまり3塁へ近づくことができないのです。ただ、2人とも反省すべきことが1つずつありました。ジェーソンは、このようなリバース・ダブル・プレーが起こるケースでは、パートナーにわかるように大きな声とジェスチャーで3塁でのアウトを宣告するべきでした。僕は、パートナーの判定にもっと注意しておくべきだったと思います。

この状況のコントロールに関しては、クルーとしてとてもよかったと思います。もっと上を目指していくために、今日のような状況をしっかり頭に記憶しておき、次にこのようなプレーが起きた場合に備えたいと思います。

試合後に審判ロッカーで会長から、”退場の状況を上手にコントロールしたね。”といわれました。それと、帰り際の駐車場で、退場させた監督チームのヘッドコーチから、”You guys good job tonight!"(
君たちは、今日の試合でいい仕事をしていたよ!)と声をかけられました。このような暖かい言葉があるから、仕事ができるんだとしみじみ思いました。このようなことから、尊敬しあえる関係が出来るのです。
posted by 平林岳 at 15:04 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月23日

アメリカでの食生活

スプリング・トレーニング(オープン戦)の頃にアメリカに渡り、早2ヶ月半ぐらいが経ちました。こちらの生活には、慣れましたが、日本の食生活が恋しくなってきました。人によって食べたくなるものは、違うと思いますが、僕の場合は、何と言っても、”ラーメン”と”カレーライス”が無性に食べたくなります。

こちらのスーパーにも、カップラーメン(アメリカ産)はありますが、日本にあるようなだしの効いたおいしいラーメンはなかなか食べることが出来ません。日本から、何か送ってもらう際は、日本ではおなじみのちょっとした本格派カップラーメンを入れてもらっています。きっと、NYやLAなどの大都会で、しかも日本人がたくさん住んでいる地域では、ラーメン屋さんがあると思うのですが、僕がいるミッド・ウエスト地域では、見たことがありません。おいしいラーメンが食べたいです。どなたか、シカゴ辺りで、ラーメン屋さんがあるというような情報があったら教えてください。宜しくお願いします。

カレーライスもなかなか食べるチャンスがありません。インド料理店に行けば食べられるのですかね?”インド料理”の看板は何度か見たような気がします。今度見かけたら、思い切ってトライしてみようと思います。最近、アメリカの最大大手スーパーマーケットの”ウォル・マート”でカレールーを売っているのを見かけました。今度、キッチンがあるホテルに行ったら、カレーライスを作ってみたいと思います。ご飯も炊かないとカレーライスにならないですよね。鍋でお米を炊くほうが難しいかもしれないです。ちなみに炊飯器は、$30ほどで売っていますが、さすがに持って歩けないので買ってません。

今滞在しているホテルには、電子レンジと冷蔵庫があるので写真のような食料を確保しています。写真にもある”サッポロ一番”は、アメリカ製のようですが、日本のそれと全く同じ味なので、時々日本を思い出しながら食べています。特に、飲んだ後、深夜の一杯が本当においしいのです。

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■スーパーで購入した食料。”一平ちゃん”は、アジアン・マーケットで購入しました。次のシリーズでアジアン・マーケットに行く機会があるので、もっといろいろと買いだめしたいと思います。
posted by 平林岳 at 14:33 | Comment(13) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月22日

振り出しに戻る。

今日からの4連戦は、今シーズンの開幕を迎えた場所、MWLのリーグ事務所があり、リーグ会長が住んでいる地であるウィスコンシン州のベロイでの試合です。開幕3連戦は、寒さの為1試合しかできなかった場所です。

試合前に会長も審判ロッカールームを訪ねてきました。試合中も、1試合中バックネット裏最前列で観戦していてくれました。ここ2週間ぐらい、今シーズン調子の悪い4チームぐらいを見ていたので、試合時間が3時間近くかかる試合ばかりでした。今日の2チームは、上位を争うチームで、投手の質がリーグの中では高いチームでした。案の定、両投手ともとてもいい投手で、試合時間も2時間30分以内で終わりました。とても短く感じた試合でした。

マイナーリーグの中で審判をしているといろいろと再会があります。この試合でも、05年にガルフ・コースト・リーグ(ルーキー)で戦った選手とコーチに再会しました。ミネソタ・ツインズの傘下チームで、捕手と投手コーチに久々に会いました。この2人には、思い出があり、捕手は、オーストラリア人で、彼のお陰で、延長戦に入った回にサインミスで投球を捕球できずに、直接僕の手の甲に投球を受けて、病院で10万円ぐらい払い、アメリカの医療費の高さを思い知らされたのでした。投手コーチは、よく言い争いの"喧嘩”をしていたので、よく覚えています。そんな再会があり、なんとなく、懐かしい気持ちに浸りながら試合ができました。

アメリカで審判の仕事を再び始めた当時の気持ちを思い出したような気がします。”初心、忘れるべからず。”大事なことですよね。明日から、初心に戻り、全力疾走をしたいと思います。

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■ブログの表紙にもなっている、05年ガルフ・コースト・リーグでの1枚です。又、明日から、”初心”に戻ってがんばります。
posted by 平林岳 at 13:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月21日

バントの定義

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■ある日の球審。イニングの合間の姿勢です。

ここウィスコンシン州アップルトンでは、ここ数日寒さが戻ってきています。今日は、13:00開始のデーゲームだったのですが、とても寒くて、ジャケットは勿論、手袋も必要でした。又、明日からは、最高気温が、25度ぐらいにもどるようですが、今日の最高気温は、7〜8度だったようです。体調管理が大変です。

昨晩の試合でこんなことがありました。打者が、バントの構えをしました。投球が、打者方向にいきました。打者は、バットを引く余裕もなく、避けようとしましたが、投球に当たってしまいました。僕は、”Time! Time! Hit him right there! ”とデッド・ボールを宣告して打者を1塁へ進めました。当然のように守備側の監督が出てきて、”今のは、バットを引いていなかったじゃないか、スイングだろ!”と抗議してきました。僕は、”今のケースでは、バットを引く必要がなく、スイングではない。”と言い切りました。あまり、納得はしなかったようですが、とりあえず引き上げました。

前々から疑問に思っていたのですが、バントの構えをしたケースで、バットを引くとスイングにならないというのは、何を根拠に言っているのでしょう?ルールブックにバットを引くというような表現は一切ないと思います。(あったら指摘してください。)バントと定義されるには、3つの必要事項があります。@スイングをしていない。A内野にゆるく転がそうとしている。B意識的にミートする。この要素が揃ってバントといえるのです。両手を離して構えたらバントというわけではないのです。ですから、今回のケースでは、@には当てはまりますが、A、Bには当てはまりません。(投球を意識的にミートしにいっていません。むしろ避けようとしていたのです。)ですから、引いていようがなかろうが、スイングにはなりません。

よくある間違えやすい例として今回のケースのような投球が、たまたまバットに当たってしまった場合に勿論”ファール”になるのですが、2ストライク後の場合に、”スリーバント失敗”になるのかということがあります。この場合は、スリーバント失敗でアウトにはなりません。それは、この場合も、”バント”にはならないからです。意識的にミートしにいっているとはいえないのです。(勿論、球審のジャッジメントですが・・・。)
posted by 平林岳 at 12:49 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月20日

アメリカ的感覚と自分軸

マイナーリーグお得意のキッズ・デーで、たくさんのこどもたちが観戦にきてくれました。残念だったのは、ホームチームが11−0ぐらいのスコアで大敗したことです。そんな試合で、こんなことがありました。8回の表だったと思いますが、2死で走者1,3塁です。ショート横にゴロの打球が飛び、ショートは2塁ではなく1塁へ送球しました。僕は塁審で間違いなく走者の足が1塁に先に到達したとみたので、疑いなく”セーフ”をコールしました。

何か守備側がこの判定に対して不満の様子だったのです。完全にセーフに見えたけど、間違えたのかなあ?と思うほどでした。さすがに監督が抗議に出てきたりはしなかったですが、何かすっきりしません。試合後に、ジェーソンに、”大差がついているあの場面では、アウトにコールするべきだったの?”と聞くと、”そうだね、あそこでは間違いなくアウトにするべきだったね。”と当たり前のように答えたのでした。僕にとってすごく困惑させられる回答でした。際どいプレーであれば、アウトに出来たと思います。僕にとって、ここまではというタイミングのプレーだったのでセーフを宣告したのです。それに対してこの返答だったのです。

確かに、場面的にアウトにしても誰も不満はないでしょう。でも、僕にとっては、変えられないタイミングのセーフだったのも事実です。例えば、ビーンボールや大差がついた場合に盗塁をしないなどのアメリカ的な感覚を養う必要があることはよくわかりますが、しっかりとした自分の感覚(自分軸)も重要だと思うので、そちらをしっかり磨く努力をしていきたいと思います。
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2007年05月18日

昔の上司

昨晩の試合はしんどい試合でした。8回の表2死で走者3塁1点差、ホームチームがリードしています。3ボール、2ストライクのフルカウントからの投球が、アウトコース低めの凄〜く際どいところにきました。僕は、低いと見たので、”ボール”と宣告しました。当然、投手ををはじめホームチームサイドは不満を示していました。幸い、このチームは”大人”で、そんなにひどい態度を示すこともなく済みましたが、ちょっと大人げないチームであれば、間違いなく誰かを退場にしなければならないようなケースです。結局は、投手は交代しましたが、後続の打者を抑え、ホームチームが勝ちました。やはり、神様はみているんですね。このようなチームに勝たしてくれます。いや〜それにしても際どい投球でした。多分、このような場面でこのような投球は、1年に1回か2回ぐらいしかないと思います。まあ、これを裁くのが僕達の仕事です。がんばります。

そんなしんどい試合後、スタンドから誰かが僕のことを呼ぶ声が聞こえました。なんと、僕が初めてアメリカに来た1992年当時にマイナーリーグ審判のスーパーバイザーであった、Phil Janssen氏でした。彼はその後、アメリカンリーグ審判のスーパーバイザー補佐などを経て、現在は、メジャーリーグ審判労働組合の仕事をしています。本当に、びっくりしました。

今日の試合は、12:00からのデーゲームで、その試合後にハイスクールの試合があり、その試合にPhilの息子さんが、出場するそうです。今晩は、彼の家へ食事に招かれています。メジャーリーグのこと、ユニオンのことなどたくさん話を聞きたいと思っています。あ、そんな事を書いている間に、もうホテルを出る時間です。しっかりと裁いてきます!
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2007年05月17日

久々の休日ーシカゴにて

20日ぶりの休日は、シカゴ ホワイト・ソックスの試合を見に行ってきました。前日の試合が雨で流れたので、この日の試合はダブルヘッダーです。1試合目の開始時間に間に合うようにホテルを出ました。

大都会シカゴのダウンタウンを通って、ホワイト・ソックスの本拠地 U.S.Cellular Fieldまで行ったのですが、さすがに道が混んでいました。”Will Call"という窓口に行き、チケットをお願いしてある審判の名前を告げて、受取人はID(身分証明書)を見せるとチケットを出してくれました。チケットを受け取った時には、もう開始時間を30分ほど過ぎていました。アメリカ人は、時間にあまりきっちりしていない人が多いようです。

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MLBテッド・バレット審判に手配してもらったチケットは、すごく良い席で驚きました。やっぱりデーゲームの雰囲気はいいですね!天気も良かったので本当にボールパークで楽しく観戦することが出来ました。ヤンキース戦だったこともあり、平日の昼間にも関わらず、たくさんのお客さんが入っていました。日本のプロ野球と一番違いを感じたのは、やはり、フィールド上の選手達との距離が近いということです。ネットがないことと、ファールテリトリが狭いことで、実際の距離もかなり近いと思います。超一流の選手達がたくさん出場していましたが、本当に親近感を持つことが出来ます。スタンドにいるだけでわくわくします。

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この試合には、井口選手(WS)と松井選手(Y)が出場していました。2人の活躍する姿を見て、本当に感無量の思いがしました。いつかは、日本人審判がこのような舞台で裁ける日がこなければいけないと強く感じました。がんばります。

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試合後には、審判室を訪ねました。皆、マイナーリーグ審判を経験してきただけに、僕らが訪ねていくと、本当に親切にしてくれます。食事も用意してもらい、食べながらいろいろな話をすることができました。去り際には、この試合での責任審判であったフェルナンデス審判から、”これで食事でもしていきなさい。”と$200をポンと渡されました。(4人のマイナーリーグ審判に対してです。)きっと、マイナーリーグ時代に同じように先輩からしてもらったんでしょうね。早く、僕も後輩達にこのようにしてあげられるようになりたいと思いました。

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球場を出て、紹介されたダウンタウンにある有名なイタリアン・レストランに行って、シカゴ名物、”ディープ・ディシュ”スタイルのピザを食べて、それぞれ次の目的地に向かいました。

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久々の休みを本当に満喫することができました。これも、先輩メジャーリーグ審判達の暖かい心遣いのお陰です。4人にとって、一番効く、”明日の活力”になったことは間違いありません。又、明日からがんばれそうです。
posted by 平林岳 at 16:30 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月16日

シーズンの4分の1を終えました。

今日のデーゲームは、恒例の”キッズ・デー”で10,000人近いお客さんが入りました。雨の予報だったのですが、雨雲が来るのが予測より遅れたようで、試合が終わってから降り始めました。今日の試合で35試合を消化したので、140試合のうちのちょうど4分の1を終えたことになります。ちなみに球審は、17試合やったことになります。

明日は、20日ぶりの休日です。雨で中止などが1度もなかったので本当に久しぶりという感じです。当たり前のようですが、休みが少ないほど、休みのありがたさを実感します。

貴重な休みの予定は、シカゴ・ホワイト・ソックスの試合を見に行く予定です。今日、遅くに降り始めた雨の影響で、明日の試合がダブルヘッダーになりました。1試合目が1時開始で、2試合目は7時開始のようです。僕達にとっては、2試合も見ることができるのは、とてもラッキーです。親交が深く、とても親切なMLB審判のテッド・バレットにお願いして、チケットを手配してもらっています。審判ロッカールームにも是非行ってみたいと思っています。本当に楽しみです。

MLB審判は、契約で、球審をやる場合には、1日に1試合しかやらないことになっているので、明日の試合では、マイナーリーグ・3Aの審判が1人入ることに急遽なったはずです。このような状況が生で見ることができるということが、これまたラッキーです。1日ですが、めいっぱい楽しんで、リフレッシュしてきたいと思います。
posted by 平林岳 at 15:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月15日

試合中に起こった衝撃的な場面

今日は、18:00開始のナイト・ゲームでした。今年初めて、シカゴに程近いイリノイ州のジェニーバというところでの試合です。ここは、シカゴに近いせいか、人口も多く、多くのお客さんが試合を観にきてくれます。球場もとても綺麗で、アメリカのマイナーリーグを満喫できる球場のひとつだと思います。

そんなたくさんのお客さんが見守る中、アクシデントが起こりました。両チームの投手の出来がよく、0−0で迎えた3回表のことでした。低めのファースト・ボールを打者がうまくミートし、低く鋭いライナーがセンター方向へ飛びました。その打球が、投球動作がまだ終わらないような状態の投手の額あたりを直撃しました。カーンと乾いた音がして、跳ね返った打球が、1塁側のスタンド方向へ行きよいよく跳ね返りました。打球が頭や顔に直接当たったのを見たのは初めてのことだと思います。本当に強烈な打球だったので、”ドキッ”として、とてもショックでした。フェアの打球なので、基本的にインプレーで打者走者はどこまでも進めるのですが、そんな状況ではありませんでした。プレー中ですが、ダッグアウトからコーチ、監督が飛び出して来て、”もうこれ以上プレー出来ない、早く911へ電話してくれ!”と叫んで、場内は騒然としていました。

トレーナーが応急処置をしながら、いろいろと確かめていましたが、本人の意識もはっきりしていたので、多分大事には至らなかったことと信じたいと思います。(明日、チームに様子は聞いてみます。)本当に、瞬間、この投手がこのまま生きていられないんじゃないかと思いました。それほどの衝撃でした。

実は、この場面でも我々には仕事があったのです。ルールで、このような生命の危険がありうるような事故が起きた場合には、直ちにボールデッドとして、処置をしなければならないのです。今日の場合は、投手に当たって跳ね返った打球が、実は1塁側ダッグアウト横のスタンドに飛び込みました。従って、打者走者は2塁まで進めます。僕は、しっかりと打球がスタンドに入るところを見ていました。

打球を受けた投手が担架で運ばれた後に、なにげなく1塁ベース上にで心配そうに様子を見ていた走者を2塁へ進めました。当然、ほとんどの人は、打球の行方など見ていなかったはずです。それでも、守備側の監督は、僕を疑って、”どこに入ったんだ。誰がボールを拾ったんだ。”など、しつこく聞いてきました。僕はこのような事態でもこのようなことを抗議するような監督の人間性を疑いました。頭にきたので、”スタンドのファンに聞いてくれ!”と強く言うと引き下がりました。

投球や打球が頭に当たった場合は、本当に危険が伴っているということを思い知らされました。打球は、しょうがないかもしれませんが、ビーン・ボールのようなわざと頭を狙って投げるような”殺人”的な行為は、絶対にやめて欲しいと思いました。
posted by 平林岳 at 14:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月13日

移動直後の試合

今期3回目のオーバーナイトドライブ後の球審でした。試合は、雨が降る中で3時間のロングゲームだったので、睡眠不足が少し応えてきつかったです。明日は、デーゲームなので明日の試合後はゆっくり休みたいと思います。(明後日は、ナイターです。)

今日の試合で、打者の守備妨害を宣告しました。セフティー・バントをした打者の足に打球が当たったため守備妨害を宣告しました。この場合にキーになるのは、打球が当たった時の打者の足の位置が問題になります。打者の足(どちらか一方でも)が打者席のラインを出ていたかどうかが鍵となります。出ているところで打球に当たったら守備妨害になります。このような判定に対しては、どちらに判定しても監督は出てきます。それなので、どれだけ強く宣告をしたかで抗議の仕方が違ってきます。今日は、とにかく打球が足に当たった時点で、”タイム!タイム!タイム!”と手を上げながら連呼し、その間に状況を整理しました。その後、当たった地点を指しながら、”That's a interferance, He's out!"と宣告しました。我ながら、力強く宣告できました。それでも、監督は出てきました。”打席の外で打球に当たったので守備妨害を宣告した。”と説明しました。監督は、”そんなに明らかに出てなかったでしょ?”と訪ねてきたので、”でも、間違いなく出たところで当たりました。”というと、すぐに引き下がりました。一応、聞きにきたという感じでした。

選手達もオーバーナイトドライブの後のせいか、疲れていたようで、エラーは出るは、ピッチャーもストライクが入らないは、の何とも締まらない試合で、審判している自分もその試合に流されないようにすることで必死でした。今晩は、ぐっすり寝て、明日のデーゲームに備えようと思います。
posted by 平林岳 at 14:14 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月12日

Thirsty Thursday

昨晩の試合は、”Thirsty Thursday”(のどが渇く、木曜日)と名づけられた、球場内でビールが$2で売られるというイベントの日でした。お陰でほぼ満員の8,000人のお客さんが入り、大変盛り上がりました。幸い、ホームチームが勝った試合のため、ほろ酔い気分のお客さんの野次の行き先は、審判には比較的少なかったのでした。

試合中にこんなことがありました。走者なしで、打者がレフトフェンス際に大飛球を打ち上げました。本当に高いフライボールでした。このような打球の判定は、当然球審がしなければなりません。そこで、球審であった僕は、猛然と打球の方向へダッシュしていきました。打球が高かったのでなかなか落ちてきません。そして気がついたら外野の芝生の部分まで到達していました。打球は、フェンス際でジャンプした左翼手が好捕したので、よかったのですが、もし捕れなくて、プレーが続いていたら、ちょっと困ったことになったでしょう。それは、僕が”オーバーハッスル”で遠くまで来すぎてしまっていたのです。もし、プレーが続けば3塁か本塁でプレーが起こったことでしょう。本塁でのプレーは僕が見なければならないのです。

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■ご存知のようにアメリカの野球場には、内野内に芝生があり、土の部分があり、外野がまた芝生になっています。その外野の芝生まで行ったのです。結構な距離だと思います。今度、ここまでいけたら”ステーキ・ディナー”ということをジェーソンに提案したいと思います。

このように走者なしで打球がレフと方向へ飛んだ時に、審判たちは、競って内野の土の部分まで到達し、ハッスルしている姿をアピールするものなのですが、外野の芝生まで行くと、それは、余計なハッスルになり、パートナーにも迷惑をかけることになります。

前日のスパーバイザーに、”タケシはいい車輪(脚)を持っている。”と40歳を越えた者には、この上ない嬉しい褒め言葉をもらって、気をよくしていたので、つい張り切って外野まで行ってしまいました。3塁ベースコーチの監督が、”Wow! Wow! Wow!”と言っていたのも聞こえました。もちろんわかっていてやったことですが、以後は気をつけたいと思います。

スパーバイザーの査定が終わった直後の試合では、こんなことをして楽しんでいることもあるのです。勿論、このダッシュでのどが渇いたということは、言うまでもありません。
posted by 平林岳 at 04:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月11日

アメリカの生活習慣ー”チップ”

アメリカでは、いろいろなところでチップを払う習慣があります。一番チップを支払う機会が多いのは、レストランなどで食事の際にウェートレス(ウェーター)に支払うチップです。セルフサービスのファースト・フードなどを除き、ほとんどのレストランや食堂で支払います。

メニューを見ると、一見安く見えるのですが、チップの分がそこに入っていないからなんですよね。大体なんでも10%〜20%ぐらい日本よりも安いようですが、実際チップを支払うと、そんなに変わりがないことが最近わかりました。チップのないファースト・フード・レストラン(マクドナルドやウェンディーズなど)の料金は、日本のそれと大体同じくらいに感じます。日本では、料金に、チップにあたるサービス料を料金に含んでいると考えればいいのでしょう。

アメリカのウエートレスさんの時給は、とても安いと聞いています。ですから、がんばってチップを稼がないと良い給料にはなりません。自分でがんばらないとお金を稼げないシステムになっています。この点は、合理的で良い点だと思われます。レストランのオーナーも、人件費が削減できるのでビジネスモデルとしてはいいのかと思います。

でも、納得が出来ない点があります。それは、料理の料金によってチップの額が決まるということです。サービスの質によって金額が変わるべきところが、実際は料理料金の単価によってチップの額が上がるのです。大体、合計金額の15%〜20%を支払いますが、客単価が10ドルの場所と100ドルの場所では、同じようなサービスを受けてもチップの額が10倍になるのです。

まあ、金額が高いレストランには、それなりにいろいろとお金をかけているので、それもひとつのサービスだといえばしょうがないことではありますよね。アメリカで生活していく為には、このシステムに慣れていくしかないのです。
posted by 平林岳 at 05:17 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月10日

MWLオールスターゲーム

今日は、マイナーリーグお得意の”キッズ・デー”で午前中試合開始のゲームでした。試合時間は、2時間30分ほどだったのですが、昨晩からの雨の影響で20分ほど開始時間が遅くなりました。しかも、今年2回目のスパーバイザーによる査定があったので、試合後に1時間ぐらいフィードバックのミーティングもあり、長い時間球場にいたことになります。塁審だったのですが、年間に1回か2回ぐらいしかない、何にも塁審が判定するプレーがなかった試合でした。唯一の塁審がしなければならない重要なことは、外野に飛んだ飛球を追うのか追わないのか(我々の用語で、”ポーズ・リード・リアクション”と呼んでいます。)というテクニックを試される打球が5回ほどありましたが、これは完璧に出来たのでよかったです。際どいプレーを華麗に裁いて、スパーバイザーにアピールしたかったので残念でした。

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■ある日の試合でジェーソンが監督に退場宣告をした後に、早く球場から去るように2人の間に入っているところです。

試合後に昼寝をして、松坂投手対大家投手の対決を見ようとスポーツバーにいったのですが、このスポーツバーでは、見ることが出来ないチャンネルだったので、残念ながら観戦できませんでした。スポーツニュースで見る限り、悩んでいた松坂投手が、”投球のテンポ”をつかんだようで気持ちよく投げているように感じました。もう大丈夫でしょう。これからガンガンやってくれそうです。

リーグからのメールがあり、リーグのオールスターゲームが6月19日にイリノイ州のジェニーバで行われ、前後1日とあわせて3日間オールスター休みがあるので、その期間どうするのかということを訪ねるためのメールでした。アメリカ人審判たちは、3日間で、たとえ遠くとも、ほとんどが自宅に戻るようです。僕には、ちょっと無理なので、どこかに滞在していないといけなくなります。勿論、その間の滞在費用はリーグが持ってくれるのですが、何かとても寂しい気がしました。まだ5週間ほど先の話ですが、オールスターが終わるとちょうどシーズンの半分を終えることになります。開幕して1ヶ月ちょっとですが、時の経つのがとても早く感じます。

渡米をしてから2ヶ月が経ったところですが、家族と日本が恋しくなってきました。日本の皆さん、時間があるときでいいので、励ましのコメントやメールをお願いします。
posted by 平林岳 at 12:17 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月08日

”クラビー”といわれる人

我々、マイナーリーグ審判は、組合が勝ち取った待遇として、各球場で、温かい球場食(ホット・ドッグやハンバーガーなど)、2枚のバスタオル、冷たい飲み物、試合で使うユニフォーム類の洗濯、といったような提供を各球場で受けることができます。これらのサービスに対しては、チップは必要ありません。

以上のような審判員の世話を実際にしてくれるのが、”クラビー”といわれているホームチームに雇われている、選手や監督・コーチ達の世話まで全てこのクラビーがやるのです。どこのクラビーもとても急がしそうです。

昨日まで滞在していたグランド・ラピッズ ホワイト・キャップスのクラビーは、ビルさんというとても良い人で、もう、仕事を引退され、第2の人生を若い選手や審判達と過ごしたいということで、今の仕事をしてくれているかたです。

最低限、彼がしてくれることはもちろんきっちりとしてくれます。それ以上に、いろいろなことまでしてくれました。僕が、”審判用ズボンのすそ上げが必要だから、どこか紹介してください。”とお願いすると、”チームと契約している裁縫屋の女性にお願いして、やってもらうよ。”と嫌な顔ひとつせずに、すぐに手配してくれました。2本のズボン(球審用と塁審用)のすそ上げを完了させて昨日受け取りました。ジェーソンも、ズボンのファスナーが壊れたので、同じく直してもらいました。

このような”クラビー”さんには、少ない給料のなかから、チップたくさん置いて($20づつ)、球場を去りました。良い出会いばかりとは限りませんが、野球場では人と人の温かい心が通いあう出会いがたくさんあります。これも、マイナーリーグで審判をするなかでの楽しみのひとつになっています。
posted by 平林岳 at 23:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年05月07日

スパイダーマン3

日曜日の試合はお決まりのデーゲームだったので、月曜日のナイト・ゲームまでつかの間の休み気分を味わいました。以前から、ジェーソンとスパイダーマン3(5月4日から公開)を観に行く予定で、予定通りの行動ができました。予定を立てておかないと何となく過ごしてしまうので、これからも休みや、半休みの前にはしっかりと予定を立てておきたいと思います。ちなみに次の休みには、シカゴ・ホワイト・ソックスの試合を見に行く予定にしています。

今日の試合でも、スパイダーマンの衣装をまとった人が、フィールド上を走り回っていました。ある回の合間に僕が本塁と1塁の間で待機していると、突然そのスパイダーマンもどきが、僕を攻撃してきました。予定には、無い行動でどんなリアクションをしたらいいか困りました。羽交い絞めにされたのでただもがくだけでしたが、お客さんは結構喜んでいました。

次の回以降は、そのスパイダーマンはフィールドに姿を見せませんでした。試合後に審判ロッカーでいろいろと世話をしてくれるビルさんに聞いたのですが、例のスパイダーマンが、シナリオにないことを勝手にやったので、それ以後フィールドに入れなくなったそうです。しかも、審判にちょっかいを出したことが問題になったようです。

僕としては、リアクションに困っただけで、大して気にならなかったのですが、大事だったようです。こんなところからも審判が重要視されているところがわかりますよね(?)。
posted by 平林岳 at 13:54 | Comment(1) | TrackBack(1) | 日記

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