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2007年03月31日

Sake Bomber(酒爆弾:カクテル)

今日で今年のアリゾナカブスキャンプ参加の6人が揃っての仕事はおしまいでした。チーフのジェイソンは明日のダイヤモンドバックスとパドレスのメジャーのオープン戦に出場し、その後自宅へ戻ります。リアも明日の紅白戦が終わったら自宅へ帰るのです。そこで、クルー揃っての最後の晩餐をスコッツデールというフェニックスエリアの中でとても賑わっているところでしてきました。

そこは、"Kona Grill"というレストランで、バーも中にあります。ハワイ料理、すしなどの日本食、メキシカン料理などの日本でいう無国籍料理レストランのようなところでした。僕は、カリフォルニアロールとスパイシーツナロールをオーダーしましたが、どちらもとてもおいしかったです。特にスパイシーツナロールは、日本にあまりなく(わかりませんが・・・。)、これから逆輸入したら流行るのではないかと思うぐらいでした。

びっくりしたのが、”酒爆弾”というカクテルです。アメリカでは、結構有名なカクテルだそうですが、初めて飲みました。日本のびんビールと徳利に入った熱燗、それにロックグラスとお調子が出されます。グラスにビールを注ぎ、お調子にお酒を入れます。それを両手に持ち、乾杯と同時にお調子をビールの中に落とし、いっきに飲むのです。ビールと酒を混ぜて、それをいっきに飲むのです。結構きついカクテルになります。

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■酒爆弾です。不思議なカクテルでした。

酒爆弾を飲んで、お箸を使ってメキシコ料理を食べている外国人の人々を見ていたら、何かとても不思議な気持ちになりました。このような気持ちになるのは、日本人である僕だけでしょうね。充実したキャンプを皆が送れたようで、とても気持ちよく家路に着くことができました。(もちろん、僕もです。)

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■ほろ酔い時のショットで失礼します。たまにはいいでしょう?
posted by 平林岳 at 16:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月30日

PBUCミーティング

今日は、マイナーリーグ審判を統括している組織Professional Baseball Umpire Corporation(通称PBUC)のミーティングがピオリア(シアトルマリナーズのキャンプ地)で行われました。対象は、アリゾナのキャンプに参加のマイナーリーグ審判です。

午前10時から始まり、昼食を挟んで2時までは、座学でした。保険や労災についての説明、メジャーリーグ警備部のかたの自分の情報が漏れないようにすることの大事さを、MLB審判部専属トレーナーのかたからは、試合前のストレッチの大事さや水分補給の重要性、審判のスーパーバイザーからは、ルールの改正点や報告書を書く上での注意点などを指導されました。

2時ごろからは、フィールドで2人制、3人制のフォーメーションの注意点や改正点などの指導を受けました。年に一度は、このような講習会を皆で受けるということの重要性を感じました。

その後、夜7時からは、マイナーリーグ審判労働組合のミーティングがありました。日本でもそうですが、組合の執行部は、リーグから嫌がられるものです。今回選挙で全員あらたな審判が選ばれたのですが、5人の執行部員のうち、3人が審判学校で同期で審判学校で一緒にインストラクターをしている仲間でした。皆が嫌がる立場を自ら進んでやっている様子に、尊敬の念をいだきました。いろいろと大変だと思いますが、がんばって欲しいと思います。すでに自分たちで、スポーツ用品数社から、マイナー審判に対するディスカウントの契約を結んでいます。(オークレー、ウィルソン、アンダーアーマーなど)しっかり仕事をしてくれているようで、とても頼もしいです。

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■メサからピオリアへ移動の車中から。アリゾナの"Desert"(日本語では、砂漠と訳すと思います。)です。
posted by 平林岳 at 16:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月29日

唯一の女性審判ーRia Cortesio

今日の試合では、女性審判のリアと一緒でした。彼女とクルーチーフ ジェイソンとの3人制でパスクチのいる3Aの試合でした。リアが球審でした。実は、彼女は明日、ジェイソンとMLB審判マイク・ウィンタースと一緒にメジャーリーグのオープン戦カブス対ダイヤモンドバックス戦に出場します。

女性がメジャーリーグの試合で審判をするのが、実に18年ぶりだそうで、全米がとても注目しています。この試合前の朝5:30にテレビ局からの迎えの車に乗り、インタビューを収録して、それから試合に来ました。ESPNという全米で放映されるスポーツネットワークチャンネルです。ちなみに、今日の朝9:00ごろに放映されて、僕も見ることができました。インタビュー中に”影響のあった審判は?”という質問があり、”ジム・エバンス”と彼女が応えたので、ジムの現役時代に活躍している映像が流れていました。ジムの偉大さも、あらためて感じました。

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■ある日の試合前に”リア”と。

そんな彼女は、96年にジムの審判学校に入学しましたが、プロとして認めてもらえませんでしたが、99年に再度挑戦し、見事プロ審判として採用され、現在は2Aで、誰か3Aで欠員が出たら3Aにあがれる立場にいます。シーズン中のいつかは、3Aにいくでしょう。2000年からは、審判学校でインストラクターを務めていて、僕も03年と04年に入学しているので、その時にお世話になりました。やさしいながらもしっかりと厳しい指摘もしてくれる、女性の特徴を生かした良いインストラクターだと思いました。

明日29日に初めてメジャーの舞台に登場です。全米が注目するプレッシャーの中での出場ですが、とても芯が強い審判なので、きっと良い仕事をするでしょう。塁審(オープン戦なので各ポジションを交代でやると思います。)で、ジェイソンが球審です。とても観に行きたいところですが、明日はマイナーリーグ審判のミーティングがあるので行けません。スポーツニュースで放映されると思うのでそれだけは見逃さないようにしたいです。
posted by 平林岳 at 09:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月28日

桑田投手の遭遇した事件

昨日のボーリング大会は、大変楽しかったです。なぜならば、我々カブス・クルーが2ゲーム目にアベレージで最高点をとり賞金$100を獲得しました!僕はあまりよくなかったのですが、ジョンとブライアンがとてもいいスコアで何とか勝ち取りました。参加した4人で分けて、今日のランチは、その4人で支払いました。スプリング・トレーニング中にこのようなイベントがあることは、大事なことだと思いました。

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■ボーリングでもらった”トロフィー”です。

桑田投手がオープン戦で球審と交錯し、けがを負い、開幕メジャーは絶望という記事を目にしました。この出来事にはいろいろな理由があると思いますが、ひとつは4人制で行うべき試合が急遽3人制で行うようになったということです。通常4人で行う場合は、このケースで球審が3塁へ行くことがないケースだったようです。
もし、4人制行われていたら、桑田投手はけがをしていなかったでしょう。運が悪かったとしかいえないです。

アメリカでは、公式戦でも4人制が急遽3人で行われることがたびたび起こります。アメリカのプレヤーは、ほとんどがマイナーからあがっていて、2人や3人で審判をしている現場を経験しています。日本では、あまり3人制もありません。桑田投手は多分、予測もしてなかったと思います。今後、アメリカで野球をやろうと思っている人がいたら、このようなことが起こるということを知っておいてください。
posted by 平林岳 at 13:35 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月27日

メジャーリーグ投手の調整法

昨日の試合では、ジョンと2人制をやったと書きましたが、この試合でアメリカ野球らしい面白い光景を目にしました。それは、メジャーリーグの先発ローテーション投手が1Aのオープン戦に先頭打者として先発出場していたのです。カブスはナショナルリーグなので投手も打席に立つのはわかりますが、さすがはアメリカと言う感じです。でも、やはりバッティングもたいしたもので、左中間にタイムリー2塁打もはなちました。その後、見逃し三振し、ベンチに下がりましたが、なんとも面白い調整法だと思いました。

今日は、これからアリゾナに滞在中審判のクルー対抗ボーリング大会です。あまりうまくないのですが、カブスクルーのためにがんばります!

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■ルームメイトのジョンと試合前に1枚。
posted by 平林岳 at 10:59 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月26日

Two Men Umpire System

今日は、クルーチーフのジェイソン・カイザーが体調不良で休んだ為、ルームメイトのジョンと久々の2人制審判をしました。もちろん3人制より少し責任が重くなりますが、やはり2人制の必要性を感じました。

ジョンは、若いのでとてもよく動きます。足も速いです。でも、何より彼がよく動けるのは、2人制で年間140試合をこなした経験があるからです。

審判には経験が不可欠です。今年、140試合を2人制を初めて経験することになるのですが、大変なのは、承知ですが、楽しみでもあります。なぜなら、メジャーリーグ審判として必要な財産として2人制の試合経験数がとても大事なのです。

オールドルーキーには、少々きついかもしれませんが、とにかくがんばってみます!ご声援をお願いします。

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■ルームメイトのジョンと試合後バーで。
posted by 平林岳 at 15:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月25日

BQパーティー

昨日は、メジャーリーグ審判テッド・バレット氏の家でバーベキューパーティーがあり、アリゾナでオープン戦をしているメジャーからマイナーリーグ審判が一同に集まり、大変楽しい時間を過ごすことができました。100人の人々がいたと思います。何年ぶりに会った人もたくさんいて、とても懐かしかったです。

その中には、あのボブ・デビットソン審判員もいて、僕を見つけるなり、”タコー、久しぶりだね〜!”と言いながらハグをしてくれました。WBCの話も含めて、いろいろな話をすることができました。彼とはマイナーリーグ審判のトライアウトで一緒に汗を流した仲です。彼は昨年のシーズン中にメジャーのレギュラー審判に登録され、今年はクルーに中でナンバー2として活躍するようです。とても張り切っていました。でも、最後に言っていたのは、”日本が優勝して本当によかったよ。”とポツリと語っていたのが印象的でした。

もう一人、とても懐かしかった仲間がいました。ロブ・ドレーク君という所属は3Aながら、メジャーの試合に年間100試合ぐらい出場している”バケーション・アンパイア”のベテランのような人物なのです。彼は92年にアリゾナでジム・エバンスが初めて行った1週間のクリニックに生徒として来ていました。僕はそのときにインストラクターをさせてもらったので、彼を知っていました。彼は英語もできない僕にいろいろと質問してきて、自分との話の中から、マイナーリーグの審判になる決意をしたそうです。93年の審判学校に入学し、見事にプロ審判員になり、4月からのルーキーリーグの為のオープン戦で一緒に仕事をしました。そんな彼と久しぶりに会い、懐かしい話をたくさんすることができました。

たくさんのがんばっている審判仲間と会えて、たくさんの元気をもらったような気がします。皆に負けないようにがんばっていきます。

それにしてもテッドの家は大きかったです。庭も大きく、プールやジャグジーもあり、本当に羨ましい限りです。いつかは僕もと、密かに決意しました。(写真がなくてすみません。単純にカメラを忘れました。)
posted by 平林岳 at 10:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月23日

メジャーリーガー

今日は、1Aレベルの試合で球審を担当したのですが、その試合には3人のメジャーリーガーが調整のために出場していました。1人のピッチャーと2人の野手です。

先発投手として登板したのが、Bob Howry という投手で、長身の右投げ投手です。準備投球をみただけでも明らかにマイナーの投手とは違うことがわかりました。ボールのスピードではなく、”勢い”が違うのです。彼よりも早い球を投げる投手は山ほどいますが、何かが全く違うのです。日本でやっていた時も、そのようなことはよく感じました。2軍と1軍の投手の違いも同じだと思います。

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■Bob Howry投手#62

今日の場合、Bobは、結果的にはヒットも打たれたのですが、我々から見た、”投球の力”みたいなものがやはり違うのです。それと、先頭打者が見逃しの三振した投球などは、変化球のキレが違いました。左打者に対してのインコース少しだけ曲がる変化球でしたが(捕手に聞いたらフォーシームだと言っていました。)、曲がる位置がとても遅かったのです。僕から見て、ホームプレート上ぐらいで少しだけ曲がったように見えました。たった1イニングでしたが、久々にメジャーの投手を見せてもい、審判冥利を満喫できたような気がしました。

外野手のCliff Floyd の打席でも、インコースの難しい投球をものの見事に右中間へもっていきました。この打席でのスイングは、やはりメジャーとうならせるスイングの早さを見ることができました。それは、バットのヘッドが出てくるのが遅かったのです。普通の打者のタイミングでは、明らかに遅れていたのですが、見事に最高のタイミングでヘッドがいきなり出てきて芯でミートしました。この辺もメジャー級の打者だけがなせる業だと思いました。

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■Cliff Floyd外野手#15

マイナーリーグでやっている現在、このような”小さな楽しみ”を噛締めながら毎日がんばっています。
posted by 平林岳 at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月22日

筋肉痛

3人制審判は、思っていたよりハードな動きを要求されます。特に3塁塁審をやると、本当に”肉離れ”に近い状態になっているようです。まあ、これも年齢のせいかも知れません。

03年04年に審判学校で5週間を過ごしたのですが、そのときの筋肉痛はひどかったです。毎日、ホテルにもどると、ゴミ箱に氷をいっぱい詰めて、アイシングをすることが日課でした。何とかそのような努力で何とか5週間を乗り切りました。そのときの状態まではいっていないですが、少しそれに近い状態になっているようです。気をつけないとシーズンに響くかもしれないので、しっかりケアをしたいと思います。

走りこみが少し足りないのかもしれません。今日は、ホテルに戻ってから久しぶりにジョギングをしました。20分間だけ軽くですが、やはり身体を動かして汗を出すということはとても大事なことですね。毎日続けて、少しずつ時間やペースを上げていきたいと思います。

自分の持ち味は、”年齢以上の体力”だと思うのでしっかりと体づくりは続けていきたいと思います。オールドルーキーはまだまだがんばりますよ!

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■滞在先ホテルの隣に位置する”メサ・コミュニティ・カレッジ”の時計台です。僕のジョギングコースにあります。それにしても空の青さが違いますよね!
posted by 平林岳 at 15:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月21日

パスクチ選手

今日はカブス3Aとアスレチックス3Aの試合だったのですが、日本の野球ファンのかたはご存知だと思われる人がメジャー目指してがんばっていました。

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■いつも試合をしているカブスのキャンプ施設です。

いきなりポジションに着くと、”こんにちは!”と日本語で挨拶されました。昨年まで千葉ロッテにいたパスクチ選手です。アウトカウントを確認してきた際も、”二つですか?”と聞いてきました。なんか、アメリカでアメリカ人の日本語を聞くと一瞬考えてしまいます。他のコーチからもダッグアウトから、”すみませ〜ん!”などと言われても、日本語なのに、一瞬考えてしまします。

それはさておき、パスクチ選手は、とても話すことが好きなようで、いろいろなことを話してくれました。”西岡、今江選手は、まだまだこれから伸びるよ。”とか、”仙台は、シーズン始めはめちゃくちゃ寒いけど、夏はすごく暑かった。”などいろいろと彼が経験したことを伝えてくれました。一番の日本での思い出は、2005年の優勝だとうれしそうに語ってくれました。

そんな彼が今現在所属している3Aは、やはり僕がいつもやっている1Aよりもかなりレベルが高いと感じました。特に内野手のフィールディングの正確さと肩の強さには、驚きました。この辺は、日本人にはなかなかない”パワーの差”だと思いました。当然、このようなレベルで審判をするほうがやりやすいことは、間違いありません。

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■滞在先のホテルのプールにて。試合後のスイミングが日課になりつつあります。
 
早く昇格してこのレベルまでいかなければ、と痛感したのでした。



posted by 平林岳 at 16:35 | Comment(8) | TrackBack(1) | 日記
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2007年03月20日

レン・サカタさん

今日の試合は、シカゴ・カブス1A とサンフランシスコ・ジャイアンツ1Aの試合で僕が球審を務めました。試合前にホームプレートで待っていると、何か小柄な日本人ぽい人が自分のほうへ向かってきました。見たことある顔です。”I remember you.(私は、キミを覚えているよ!)"と言ってきました。そこでようやく思い出しました。彼の名は、レン・サカタさんといって、小柄な日系人ながら、長い間メジャーリーグ選手として活躍していたかたです。彼は実は、ボビー・バレンタイン監督が最初に来日した際に2軍監督として日本のイースタンリーグで采配をふるっていたのです。その時にイースタンリーグで審判として1軍を目指していたので、1年間苦楽をともにしてきた間柄です。本当に懐かしいです。

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■Lenn Sakataさん 自分より小さい体ですが11年間もメジャーでプレーをしていたそうです。

去年かおととしに日本のテレビドキュメント番組で、彼が3Aの監督をしていることは知っていましたが、まさかここにいるとは予測もしていませんでした。本当に驚きました。

彼はとても苦労をしてメジャーリーグでプレーした一人なので、とても指導力に定評があるようです。今日も、選手をうまくおだてて(褒めて)やる気をださせる様子を何度も見ることができました。

彼はカリフォルニア・リーグのジャイアンツチームの監督をしているそうです。がんばって昇格して、彼と一緒にシーズンを過ごしてみたいと思ったのでした。
posted by 平林岳 at 09:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月19日

3人制審判

今日も暑い日でした。3人制審判の塁審をやりましたが、3塁塁審がこれだけの運動量があるとは想像しませんでした。2人制の塁審より、はるかに運動量が多いです。それだけ”もっと良いポジション”を取るために動くということです。

例えば、走者無しで外野へヒットが飛んだ場合に、3塁塁審が2塁ベースカバーに入るのですが、入る位置まで打球の方向によって決められていました。センターからライト方向に飛んだ場合は、2塁ベースのレフト側の外に位置をとります。レフトへ打球が飛んだ場合は、2塁ベースの内側(ダイヤモンドの内側です。)に位置をとります。これは、ボール、ベース、自分という位置関係を出来るだけ保つ為です。その位置から送球のズレに合わせてもっと良いポジションを自分で読んで探すのです。これは、かなり高度なテクニックです。やはり、3人制(2A以上が3人制になります。)になると、かなりメジャーリーグの4人制を意識しなければならないということなのです。

2人制(1Aまで)でしっかりと基礎を身につけて、3人制でもっと上の技術を磨いて、メジャーへ上がっていくという、アメリカマイナーリーグ審判育成システムを体験できたような気がしました。

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■カブスキャンプのクルー写真です。18日(日)試合前ロッカーにて。左から、Rory,John,Ria,Jason,Brian

明日は又球審です。暑さに負けずにがんばります。
posted by 平林岳 at 14:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月18日

今季初球審!

今季初めての球審をしました。イニングも9回フルイニングで、しかも3時間のロングゲームでした。それと、暑さが違います。30度は軽く超えていたことでしょう。後から聞いたら華氏で97度だったそうです。去年のMWLではこのような気温下では審判をした記憶がありません。(華氏97度で約36℃)

試合は最初の3イニングは両チームの投手の出来が良く、すいすいと試合が進み、とても楽な展開でした。先発投手が変わってからは、ストライクが入らず、とても時間がかかりました。球審にとって一番シンドイ状況になります。我慢くらべになります。このような展開で最後までいったので3時間ぐらいかかってしまいました。考え方によっては、このような試合をオープン戦で経験できたことは良かったかもしれません。良い経験となります。

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■ルームメイトで今日は一緒に仕事をしたジョン・タンぺーン君です。まだ24歳です。

自分自身としての出来栄えは、まあまあ良かったと思います。一緒にやったリアとジョンにも、とてもよかったと言われました。ただ、3人制審判はあまり経験がないので(日本でもイースタンリーグでやっていましたが、当時のフォーメーションとはかなり違います。)かなり戸惑いながらの実践です。しかし、これこそが今後のための良い経験となるのです。

ちなみに今日の試合は、シカゴカブスの1Aとオークランドアスレチックスの1Aの試合で両監督とも昨年のMWLでの監督で懐かしかったです。何人かの選手も顔見知りでした。

毎年のことですが、最初の球審後に足をつったりするので試合後のケア(ストレッチやアミノバイタルの摂取)を忘れないようにしたいと思います。

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■試合後にTGI Fridays でビールを飲みながらチキンウイングを食べて、その後うちの家族がお気に入りのターゲットで日用品を買ってホテルに戻りました。
posted by 平林岳 at 12:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月17日

先輩の試合を見学

今日(16日)は、カブスマイナーの紅白戦1試合だけで、先輩審判3人の見学をしました。先輩3人については以下に簡単に記します。
●ジェーソン・カイザー(クルーチーフ、3APCL所属)
9年目のシーズンで過去にアリゾナフォールリーグ(05年、06年)に参加。06年には、メジャーリーグのスプリングトレーニングに参加(8試合)経験あり。テキサスリーグ(2A)時代は、内川君と一緒のクルーでもあった。
●リア・コーティシオ(2ASL所属)
全米で唯一の女性審判。9年目のシーズンで3A昇格確実である。ジム・エバンス審判学校のインストラクターでもある。
●ジョン・タンぺーン(2AEL所属)
6年目のシーズン。18歳でプロ審判になったのでまだまだ若い。現在のルームメイトである。とても面倒見がいい好青年。

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■先輩審判3人のクルー

試合を見て感じたことは、2人制審判と3人制審判が大きく違うということでした。2人の時は、決められたスポットに出来るだけ入ることを要求されるのに対し、3人の場合は、よりよいポジションに自分で考えて入るということが大きく違うように感じました。より、4人制に近いということも感じました。

このキャンプでは、3人制が多いと聞いています。経験がないので不安ですが、普段やる機会がないだけにしっかりと覚えていきたいと思っています。

明日からやっと試合が出来ます。いきなり球審ですが、最初から全力でがんばります!

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■アリゾナ名物の背の高〜いカクタス(サボテン)です。
posted by 平林岳 at 09:36 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月16日

カブス(マイナー)キャンプ地

今日は休みでしたが、用具などをキャンプ地Fitch Parkの審判ロッカーへ運びました。選手は試合がなかったのですが、しっかりと練習をしていました。そこで、日本人トレーナーのかたを発見しました。見た目が日本人のようだったので、”ハイ!”と声をかけたら、「お疲れ様です。」と日本語で答えてくれました。もうアメリカで10年も過ごしたそうです。その前は横浜ベイスターズにも在籍していたと言っていました。何かとても嬉しくなりました。

天気も快晴で、もの凄く暑く感じました。携帯電話の契約の為約30分ほど歩いたのですが、すでに去年過ごしたミッドウエストリーグの夏より体感は暑かったです。ただ、乾燥しているので日陰はかなり涼しかったです。

この施設は、僕が92年に初めてアメリカで仕事をするようになった頃からある施設なのですが、ロッカーどは新しくなっていて、あまり記憶が呼び起こせなかったのです。でも、この暑さは、よく覚えている暑さです。日差しがメチャクチャ強く、太陽がとてもデカク見えるのは気のせいでしょうか・・・。

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■クルーチーフのジェイソン・カイザーさんと唯一の女性審判のリア・コーティシオさん
posted by 平林岳 at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月15日

懐かしのアリゾナから

シカゴ経由でアリゾナ州のフェニックスに入りました。同僚日本人審判野中君とシカゴで別れ、いよいよ英語生活の始まりです。ラッキーなことに明日はいきなりの休みで、メジャーリーグのオープン戦を見学に行く予定です。

ここフェニックスは、僕にとってとても懐かしい場所なのです。最初にアメリカに渡った1992年のシーズンは、4月のExtended Spring Training,アリゾナルーキーリーグ、秋季教育リーグの終了までの約7ヶ月間をここフェニックスで過ごしたのです。いろいろな思い出のある地に再びやってきました。昔の友達にも会えたらいいなと思っています。

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■空から見たフェニックスの街並みです。野球場はエンジェルスのキャンプ地だと思います。

今日、早速親交のあるメジャー審判 テッド・バレットさんに連絡をとって、明日、明後日のオープン戦のスケジュールを聞いて、行くのであればチケットを出してもらうようにお願いしておきました。自分が試合をすることが一番大事なことはわかっていますが、メジャーリーグ審判の仕事ぶりを数多く見ることもとても大切なのです。

試合は、明後日からですが、バリバリやる気モード全開になってきました。
posted by 平林岳 at 10:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月14日

行ってきます!

いよいよ渡米の朝になってしまいました。今回は、11日に主催するイベント スポーツマンシップ・セミナーがあったりと、本当にバタバタしながらの渡米になりました。家族と離れるのはとても辛いですが、全力で1シーズンを過ごしてきたいと思います。

毎日の様子をご報告したいと思っていますので是非、毎日ご覧下さい。16日に本も発売されますので、皆さんのご購入をお願いいたします。

それでは皆さん行ってきます!

光文社新書 3月新刊
パリーグ審判、メジャーに挑戦す  平林 岳 定価777円
posted by 平林岳 at 06:50 | Comment(4) | TrackBack(3) | 日記
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2007年03月09日

スプリング・トレーニング

■いよいよ渡米します!
3月14日(水)に日本を発ちます。15日から始まるシカゴカブス(マイナー)のスプリング・トレーニング(オープン戦)の試合をジャッジします。6人の他のマイナー審判とともに2人や3人で試合を裁きます。その中には、唯一の女性プロ審判のリア・コーティシオさんもいます。一緒に仕事をする事は、始めてなのでとても楽しみにしています。その様子もご報告できると思います。

■第4回 スポーツマンシップ・セミナー開催!
3月11日(日)午後18:30より、日本青年館 中ホールにてスポーツマンシップ・セミナーを開催します。今回は、スペシャルゲストとして北海道日本ハムファイターズ ヒルマン監督と東京ヤクルトスワローズ 木田優夫投手という現役でグランドに立つお二人が、神宮球場でのオープン戦後に駆けつけてくれます。こどもたちが楽しく正しく野球を学べる環境を目指してUDC主催で行います。入場料は無料ですので、皆さんお誘い合せの上ご参加ください。ご家族でどうぞ!
宜しくお願いします。

■メジャーリーグ日本語サイト
メジャーリーグの日本語公式サイト"MAJOR.JP"のコラム欄で、週1回のペースで記事を書かせてもらえることになりました。4月からの連載ですが、マイナーリーグの生情報やアメリカでの生活などブログ以外の情報もお伝えできると思います。こちらも是非ご覧下さい。
●MAJOR.JP http://www.major.jp/
posted by 平林岳 at 22:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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2007年03月03日

まとめて日記#2

もう少しありました。

■2月27日(火)
約2週間も我々UDCにお付き合いいただいた、ジム・エバンス氏を成田空港までお送りしました。とにかく、UDCがやることには、何でも協力してくれると言ってくれています。師匠のこのようなお言葉を無駄にしないようにがんばっていきます。皆さんのご協力をお願いいたします。ちなみに、ジムにお願いし、UDCの名誉顧問になっていただきました。今後いろいろなアドバイスをいただきます。

■2月28日(水)
光文社に自分の原稿最終チェックに行きました。これから印刷され、3月16日前後に書店にならぶ予定です。平林岳の初出版本が発売されます!皆さん絶対に買ってください。

『パリーグ審判、メジャーに挑戦す』 光文社新書

■3月3日(土)
鎌ヶ谷にオープン戦F-Mを見学しに行ってきました。僕の入れ替わりでパリーグに入った橋本君が球審でした。彼の成長ぶりを見て、とても嬉しく思いました。日本ハム、ロッテと昨年、一昨年優勝チームとあってファンがものすごく増えたという印象を受けました。パリーグは今年も熱くなりそうです。
posted by 平林岳 at 22:56 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
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日記、まとめて書きます。

お久しぶりです!すみません、また長期にわたり更新できませんでした。渡米に向けて何かといそがしくて・・・。(完全に言い訳です。)それなので、ジム・エバンスの大阪クリニック後から今日までの簡単な日記をまとめて書かせていただきます。

■2月21日(水)
パリーグ時代に上司だった橘修さんにお会いしました。昨年は、CPBL(台湾プロ野球リーグ)で指導する立場として審判をみていたそうです。台湾の審判の実力が急激に伸びているという話を聞いてとても嬉しく思いました。

■2月22日(木)
アメリカ大使館にビザ取得ための面接に行ってきました。面接で、”野球審判の仕事でどのような時が一番エキサイティングですか?”という質問に、”誰かを退場させる時です。”と答えたら、面接官とまわりにいた人々が爆笑していました。数日後にビザが発給されるそうです。

■2月23日(金)
ジム・エバンス氏と古くから付き合いのある富沢宏哉元セリーグ審判部長さんとの昼食会にいきました。帝国ホテルのレストランで食事をして、その後会員制のバーで1本ウン十万もするスコッチをご馳走になりました。帝国ホテルの従業員のかたが、富沢さんに挨拶していくのをみて、セリーグ審判部長であったステータスを存分に感じさせてもらえました。

■2月24日(土)、25日(日)
全日本軟式野球連盟の技術研修員講習会に講師として参加しました。この講習会を3年間出席すると晴れて技術指導員になれるという、全軟連においてとても重要な位置づけにあります。ここにこられていたかたが、全国の審判員にこの講習での内容を持ち帰って伝えるのです。責任の重さを感じながら、自分がやってきたことをわかりやすく伝えるように努力はしたつもりです。(果たして、どのように伝わったのか・・・。)

■2月26日(月)
昨年も開催した”スポーツマンシップ・セミナー”を開催しました。今回のゲストは、スポーツビジョンの石垣先生、ジム・エバンス氏、元ヤクルトスワローズの栗山英樹氏、そして協賛いただいているわかさ生活栄養士の平井さんの4人によって行われました。約150名の少年野球指導者、ご父母、それから審判員のかたがたにご参加いただき、アンケートの結果をみても大変好評をいただきました。次回は、3月11日(日)にヒルマン監督(北海道日本ハム)、木田優夫投手(東京ヤクルトスワローズ)をゲストに迎えて開催します。皆さんも奮ってご参加ください!お申し込みは、(株)ライツまで。(03−5472−1838)

posted by 平林岳 at 22:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

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